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「子供の森」計画がスタートして18年

 オイスカの「子供の森」計画は1991年に活動を開始し、今年で18年が経ちます。

 今回は「子供の森」計画が始まった経緯をご紹介したいと思います。  

 「子供の森」計画がスタートしたのはフィリピンのミンダナオ島からでした。 オイスカは設立当初からアジア・太平洋地域における農業を通じた人材育成を行ってきました。フィリピンのミンダナオ島で農業指導をしていると、次第に水か枯れたり、大雨が降ると土石流が発生し、稲作ができなくなりました。原因は周辺山岳地域が過剰な森林伐採によって禿山と化したことでした。現地で農業指導をしている日本人職員が、木がなくなり水を蓄えられなくなった山を見て「農業ができなくなる」と危機感を持ち、村の大人たちと山に植林を始めたのがきっかけでした。

 しかし、大人は木を育てるのは、いずれは切って売って生活の糧にしたいと考えていました。確かに、開発途上国の農村地域の大半は貧困にあえいでいるため、日常生活のために、木を伐採することは頻繁に行われていました。しかし、持続可能な農業をしていくためには緑化は必要不可欠なことでした。 そこで、大人と一緒に植林をしていた子どもたちが、木に愛情を持って育てている姿を見て、大人たちの意識を変え、植林を進めるために「子どもたちを巻き込もう」と始めたのが「子供の森」計画でした。

 途上国では学校はコミュニティの拠点であり、子どもたちが植林をすれば先生や父母を巻き込むことができ、そこからさらに緑化の考え方や活動が周辺のコミュニティにも広がる。1校は1つの点にしかすぎませんが、それが隣の学校へつながり線となり、さらに地域社会に面として広がる。これが実現できれば、地球上が緑で覆われるのではないか。そんな考えから「子供の森」計画は始まりました。

ぜひ、これからも「子供の森」計画を応援してください!

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